サテライト札幌
競輪を楽しみたいと思ったとき、札幌では4つの施設が利用できます。
そのうちの1つは、函館競輪場。実際に競輪が行われる競技場です。
では函館に行けない方がどうやって競輪を楽しむかというと、「サテライト」という施設を利用して中継を観戦します。
北海道には「サテライト石狩」「サテライト松風」「サテライト札幌」の3つのサテライト施設があり、函館まで移動できない人でも競輪を楽しむことが可能です。
今回は特に「サテライト札幌」に焦点を当てて、基本情報から魅力までご紹介いたします。
サテライト札幌の基本情報
施設情報
「サテライト札幌」は、1952年に札幌場外車券売場としてオープンしたサテライト施設です。
オープン後は移転を繰り返し、1999年に「札幌サイクルセンター」の愛称がつけられます。
最終的には2008年に函館競輪場以外の車券販売を目的として「サテライト札幌」という形で落ち着きました。
現在「サテライト札幌」の建物は「Aiba札幌中央」という場外勝馬投票券発売所に併設されており、建物の1階で車券の販売が取り扱われています。
2階には主に有料の指定席が設けられており、1000円フリードリンク制で快適に競輪の観戦を楽しむことが可能です。
場所
サテライト札幌は、北海道札幌市中央区に施設を構えています。
豊水SSパーキング、5.1パーキングなどの駐車場が利用できる他、地下鉄東豊線を利用する場合は「豊水すすきの駅」で降りると、徒歩1分程度でアクセスが可能です。
「豊水すすきの駅」の徒歩5分圏内には「すすきの駅」があるということもあり、交通の面で不便さは感じません。
周辺駅には「円山公園駅」や「札幌駅」があり、家族は周辺でショッピング(若しくは観光)で自分はサテライト施設へ、という選択も可能です。
売上
平成26年度におけるサテライト札幌の売上額は「1億331万2,800円」でした。
サテライトを利用する魅力とは
競輪場に行けば生で競技が観戦できるにもかかわらず、サテライト施設を利用するのはなぜでしょうか。
サテライト施設にしかない魅力と共に、その理由を確認していきましょう。
競輪場に行かなくてもレースを楽しめる
一番大きな理由は「競輪場に行かなくても、中継でレースを楽しめる」ということです。
北海道の土地は広大で、道内移動を飛行機で行う場合もあるほどの困難を極めます。
特に函館-札幌間は最短でも4時間かかってしまい、気軽に函館まで行けないため、サテライト施設の利用が勧められるのです。
室内で快適に観戦できる
函館競輪場は屋外の競技場です。
観客席に屋根はついていますが、雨天の場合は雨の降り込みや不便さが際立ちます。
しかしサテライト施設ならば完全に屋内であるため、快適にレースの観戦が楽しめるのです。
広大な北海道ではサテライトの利用を
北海道には競技場が1つしかなく、移動が大変です。
そのため住んでいる場所に一番近いサテライト施設を利用することで、ストレスなく競輪を楽しめます。
エンターテイメントの1つとして競輪を楽しみたい方は、是非とも利用してみてはいかがでしょうか。